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私も所属する国民連合で、先日のイージス艦とコンテナ船の衝突事故に関する要請を県に行いました。

2017年06月26日 16:46

神奈川県知事  黒岩祐治  様

米海軍横須賀基地配備のイージス艦衝突事故抗議、
事故の原因究明、再発防止、日米地位協定の抜本改定を求める要請


 6月17日未明、静岡県石廊崎沖で米海軍横須賀基地に配備されているイージス駆逐艦フィッツジェラルドが、日本郵船所属のフィリピン船籍のコンテナ船ACXクリスタルと衝突。イージス艦の艦長ら3人が負傷したほか、乗組員7人が死亡する重大事故があった。コンテナ船は名古屋港から東京港に向かう途中で、イージス艦は警戒任務中だった。

 日本の領海で米海軍横須賀基地に配備されている米軍艦船がこのような重大事故を起こしたことに、大きな憤りを持ってきびしく抗議する。

 その上に重大なことは、海上保安庁は当事者の一方であるコンテナ船に対しては捜査を実施、実況検分したものの、衝突回避責任があると言われている米艦船イージス艦の捜査にはまったく踏み込まず、肝心の原因究明もできていない。したがって責任がいっさい問われないまま、処理されようとしていることである。

 これまでも米軍の艦船・航空機が絡む事故では、「日米地位協定で第一次裁判権が米軍側にある」として我が国当局は何一つ捜査できず、裁判権も行使できず、原因を究明できないまま責任を追及しないできた。

 最近では昨年12月、沖縄県名護市の海岸に米軍の輸送機オスプレイが不時着したときも、県内では今年1月、イージス巡洋艦アンティータムが横須賀港内で浅瀬に接触し、油を流出させたときも。これは、日本国としての主権放棄と言わねばならない。

 今回の重大事故の発生は、改めてこうした教訓が生かされてこなかった現実を浮き彫りにしている。これでは再び重大事故が繰り返されることは避けられず、国民の命と安全は不安にさらされ続けることになる。 私たちは、こうした米軍の事故・事件を本当に防止し、国民の命と安全を守るためには、政府が主権を行使して、米艦船に対する捜査を開始することが最低不可欠であると考える。そしてより根本的には、「第1次裁判権が米軍側にある」としてきた事件・事故であっても、国内法を適用し、捜査し、責任を問うことができるように、日米地位協定の抜本改定を実現しなければならない。

折しも黒岩知事は昨年来、日米地位協定の改定に向けて「県の独自試案」を出すと県民に約束してきた。今回の米軍イージス艦の衝突事故は、県民の中に大きな衝撃を与え、一刻も早い実効ある抜本改定を求める声も高まっている。

私たちは、これまでも米軍機の騒音被害、原子力空母の母港化、米軍の事故・犯罪をなくすために、日米地位協定の抜本改定、米軍基地撤去を求めて活動してきた。高まる県民の声を背後に、ここに改めて一致共同して、黒岩知事に対し、米軍に厳重に抗議するよう要請する。

同時に、日本政府に国としての主権を行使し、捜査を含め必要な措置を取るべく働きかけるよう要請する。そのために、「県の独自試案」を、真に県民の人権を守り、主権を取り戻す実効性あるものとしてまとめ、夏の渉外知事会の総意に仕上げ、その実現に向け県民の先頭に立たれるよう強く要請する。

2017年6月26日

三浦半島地区労、原子力空母の母港化問題を考える市民の会、非核市民宣言運動・ヨコスカ、ヨコスカ平和船団、厚木基地爆音防止期成同盟、基地撤去をめざす県央共闘会議、神奈川平和運動センター、かながわアクション、「抜本改定の実現を求める知事要請」賛同人一同、自主・平和・民主のための広範な国民連合・神奈川

連絡先  原田 章弘(元横須賀市議)
電話 090-2418- 4445


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