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こどもたちが危ない!-育鵬社公民教科書の検証-

2012年06月26日 12:08

教育フェスティバルに参加し、藤沢市の元中学校教員の大野一夫さんから、育鵬社の公民教科書を分析していただいた。
全国で、育鵬社の教科書が採択されているのは、3.7%くらいですが、神奈川県では、横浜、藤沢市で採択され、43%と断トツの高さです。

憲法の三原則から分析。
まず、国民主権では、国民主権の記述はほんの少しで、写真も選挙投票風景1枚、75%は天皇記述、象徴としていますが、日本国を代表するという天皇元首の記述で写真も3枚、天皇制を日本の伝統とし、国民より天皇・国家を優先しています。

次は、基本的人権の保障の記述も少なく、多くは公共の福祉による制限で占められ、社会全体の秩序や利益を侵す場合は個人の権利が制限されるとなっており、権利より義務が大切となっています。

続いて平和主義の記述も少なく、その多くは自衛隊の誕生で、自衛隊は日本の防衛には不可欠である、他国は軍隊も多いなど写真も多く、集団的自衛権を強く肯定しています。

さらに憲法改正に積極的で、万が一他国軍が攻撃された場合、日本の自衛隊は相手に反撃することができないとの指摘があるとして、憲法改正の必要性を述べています。
世界の憲法は何度も改正している例や、憲法9条の改正の賛否の表は改正が多数を占めています。
自衛隊は海外でもイラクでの復興支援で活躍していると有事への備えとして、自衛隊を尊重しています。米軍基地問題は小さく普天間がのっているだけです。

一番許せないのは、男女平等です。
男女の性差を認めた上で、それぞれの役割を尊重しようとする態度も大切ですとし、自民党時代に閣議決定した第2次男女共同参画計画を持ち出し、ジェンダーフリーは、性差を否定し、男らしさ女らしさや男女の区別を失くし人間の中性化を目指す、家族やひな祭りなどの伝統文化を否定することと間違った記述を引用しています。

つまり、大日本帝国憲法が一番で、日本国憲法はGHQの押しつけ、憲法改正を進め、天皇制を復活、自衛隊を尊重、日の丸君が代国が大事、女らしさを押し付け家庭が大事、そんな考えが背景に見受けられます。原発記述は、原発安全神話の色彩が濃い。

この4月から始まった新しい教科書に、藤沢の先生も独自のプリントなどを使用し、教科書に基づかない授業づくりに苦労しているということです。
子どもたちは、偏った教育を受けて大人になっていく危険な教科書だとわかりました。

この動きはじわじわ訪れ、茅ヶ崎市にも押し寄せてきそうです。教科書選定を行う教育委員を任命する市長を見張っていかなければなりません。
私たち大人が、こどもたちを正しい方向に導いていけるようそれぞれの立場で努力しようではありませんか。
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